備忘録

2.5舞台 時々J

舞台「刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺」再演

2017年1月17日、全37公演の幕を無事に下ろした舞台「刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺」にまつわる覚書。主にへし切長谷部。(筆者は1/13マチネ、1/14マチネ、大千秋楽LV観劇)


日替わり
1/13昼
・ログボ一期一振
・不動のひとり遊びは最前のお客さんに絡む
・茶請けは刀紋入り和三盆
1/14昼
・ログボへし切長谷部
・不動のひとり遊びは体年齢測定(目をつぶってその場で足踏み。ふらつきすぎて一度袖に消えて行く三日月宗近
・茶請けはみたらし団子


三日月宗近
・初演よりも心なしか声のトーンが落ちていた?
・主に不動や鶴丸の挙動に興味津々。山姥切の布をめくることに成功した不動を我が事のように手を叩いて喜ぶ
・(近侍を任された山姥切に対し)不動「できるって!」三日月「でっきるっかな♪(1/13昼)」お茶目可愛い
・迷い子のような山姥切の問いかけにきちんと返事してあげる優しさ。山姥切「三日月…」三日月「なんだ?」←この「なんだ?」に優しさが満ち溢れてた
・殺陣が別次元は言わずもがな


山姥切国広
・めっちゃ布バサバサする
・めっちゃ本体振り回す
・軍議では不憫
・堪えるように苦しげに台詞を吐き出す率が高め
・吹っ切れた後の笑顔全然煤けてない


宗三左文字
・初演より声帯がご本家
・不意を突かれた時の「薬研?」とか「はい?」とかいう台詞のトーンがめっちゃ好きです
・長谷部との共闘。無理。たまらん
・めっちゃ本体振り回すその2
・「その視線、好きじゃない」周りの視線から逃れるように目を背けていたのが敵を睨みつけるようになった
・感情の表現にオーバー気味な身振り手振りがついてさらに悲痛に


江雪左文字
・「兄の顔でいましょう」さすが長男という優しいお顔
・一撃が重いゆったりとした殺陣
・鶴丸に迫られるお小夜を庇うところめっちゃかわいい


小夜左文字
・足技が進化
・偵察の時壁からひょっこり出てくる様がベリーキュート
・「宗三兄さまは自分のことをお飾りだと言った」自分の方が辛そうな顔をしていて泣けた


一期一振
・ノールック殺陣
・本体も振り回すけど鞘も振り回す
・スマートなのに大振りな立ち回り
・タメ口と敬語の声のトーン差
・回想シーンで刀を杖代わりにした立ち姿
・軍議でいちいち一言がツボを押さえすぎている件
・生で見て気圧された刀剣男士No.1


鯰尾藤四郎
・江戸出陣の際敵2人を相手取った時の首傾げ→背後へ下がるの一連の流れがとっても可愛くてかっこいい
・一期との共闘で一期の鞘を2人で持つ戦い方がとても兄弟
・「盛大に燃えてもらわなくちゃ!…それが歴史の、あるがままの姿なんだから」自分が燃えた時を思い出しているのか、言い聞かせるような言い方だった


薬研藤四郎
・スパダリニキ
・不動と遊ぶお茶目さを兼ね備えたニキ
・織田4振りの中ではあまり表情に変化が出ないタイプだけど本能寺出陣を通告された時と信長自刃の時だけは明らかに動揺してたところが切ない
・「たーいしょ」全審神者が死ぬパワーワード


燭台切光忠
・初演より声帯がご本家その2
・この光忠鶴丸のストッパーにはならない
・長谷部「燭台切…!」燭台切「お邪魔かな?」の流れ間違いなく花丸効果で追加された
・軍議生き生きしすぎ問題
・伊達2人での殺陣エンターテインメント性高すぎ問題


鶴丸国永
・声帯がご本家
・初演鶴は無邪気、再演鶴は紳士な遊び人(当社比)
・殺陣がめちゃくちゃ軽い。飛びそう
・唯一声を張るのが「戦場で赤く染まって…鶴らしくなるだろう!」の所っていうのがこの鶴丸の性質の全てを表してる
・時間遡行軍との交戦より紅白戦で左文字兄弟を相手取った時の方が追い詰められてる感あって練度の高さが伺える


不動行光
・表情がとにかく豊か。不機嫌顔が可愛い
・ただ感情に任せて叫んでるような言い方だったところが噛みしめるような台詞に変わってた(「ダメ刀を返上できそうにない!」のところ)
・泣きの演技は言わずもがな
・初演から凄かったのは知ってたけど生で見るともっと凄かった


へし切長谷部
・言葉ではなく、目と眉で語る男
・不動よりも信長様大好き
・全編通して笑みを見せるのは出陣の儀の名乗りとEDのみ
・薬研「その名前嫌いじゃないぜ」驚いた顔をしてちょっとムッとする(初演はニヤッと笑っていたが笑わなくなった)
・馬当番パワーアップ。馬に遊ばれて「後でお話がある(おこ)」
・不動に「誰だ?」と言われた時や軍議で不動が信長様に愛された話をしている時、刀を持っていない方の手を強く握りしめている(強すぎて小刻みに震えてる)
・小夜を気遣う声のトーンは優しいのに不動には厳しすぎる
・薬研ほどあからさまではないけど宗三をめっちゃ気遣ってる
・紅白戦前鶴丸に握手された手を払いのける。その後光忠にも同じことされて払いのけ、薬研が間に入って取り持とうとする(この辺日によってアドリブ)
・紅白戦で粟田口兄弟と遭遇した際の首を傾けるだけの攻撃のかわし方
・鶴丸ほどではないけど余裕たっぷりの殺陣
・無意識なのか宗三を庇い気味に戦ってる
・信長が絡むととにかく我を忘れる
・蘭丸が死んだ時、宗三とその腕の中の蘭丸を見つめたまま微動だにしない長谷部。不動が動き出したことにも気付かず、山姥切が声をかけた時に初めてハッとして不動を見る
・光秀を殺そうとする不動の叫びに誰よりも泣きそうな顔をしている長谷部。歯を食いしばり刀を構え、それでも耐えきれず目をそらしては顔を背ける
・信長自刃の瞬間誰よりも早く首を横に振って信長に手を伸ばす長谷部。この本丸は織田刀での本能寺出陣が初めてのはずだから、長谷部は信長の死を目の当たりにするのは初めて。そりゃ真っ先に止めたくもなる




長谷部固定カメラしすぎて記憶が曖昧な部分多々あり。
重度の長谷部推しの感想としては、「誰でもいいから長谷部を救ってやってほしい」というのが再演の感想でした。本能寺で共にあった他3振りと違い、本能寺の変で死ぬ織田信長を見たのは初めてだったであろう長谷部。あの瞬間が一番彼の素直な感情が曝け出されていて涙が止まりませんでした。
大千秋楽で刀を胸に抱きしめていた姿、忘れません。へし切長谷部を歩んでくれてありがとうございました。

続編もご縁がありましたら見に行かせていただきます。