備忘録

2.5舞台 時々J

先輩の曲を歌えるのもあと少しなので勝手にセットリスト組んでみた

 

 

 

突然ですが、ファン歴数ヶ月のド新規がSnow Manに歌ってほしい先輩グループの楽曲で勝手にセットリストを組みました。

ジャニーズJr.って、いろんな先輩のいろんな曲をいろんなパフォーマンスで歌ってくれるところも魅力だと思うんですよ。だからデビュー前にアレやってほしいコレやってほしいがあまりに多すぎて。セットリスト組みました。繰り返しますがド新規なのですでに過去披露したことのある曲も含みます。あと過去の担当グループに極端に偏ってます。これは曲を知らないので申し訳なし。

 

なお今回はオリジナル曲は入れてません。

すべて人様の楽曲を使わせていただきました。完全にわたしが楽しいだけの物です。予めご了承ください。

 

 

 

 

1.Can do! Can go!/V6

ジャニーズJr.のお家芸ソング(兄さん方ごめんなさい)

とりあえずJr.が集まったらこれ歌えばええやろ的な節がなくもない、全世代のジャニオタが履修済みと言っても過言ではない超有名曲。ただし一般の知名度はそんなに高くない気がする。知らんけど。

今回勝手にオリ曲を封印したため、先輩の曲でトップバッターに相応しい曲を考えた時にまあこれかな、と。個人的には関ジャニ兄さんのここにしかない景色とかもいいけどね。「よーこそー!」って始まってほしい(ただこれは本家に1曲目やってほしかった)

 

2.CloveR/関ジャニ∞

メインステージにいることを想定すると、2曲目も同様に明るくて爽やかで、けれどしっかり踊れる曲がいいのでは?ということでのチョイス。

アラサーの関西のおじさんたちが妖精さん風の衣装で歌って踊ったゴリゴリのアイドルソング。当時バンドゴリ押ししてたのに急に王道アイドルソングを持ってこられてオタクは死んだ。30超えて久しぶりに金髪にした某最年長の美貌にひれ伏した。

「ずっといたいな君のとなり そんな願いも叶いそうだ」ってわたなべしょうたくんに歌われたらみんな死ぬやろ?

 

3.Shower Gate/A.B.C-Z

6人時代にMVに出演したことでもお馴染みのこの曲。大好きなんですよねこの曲が。純粋に。初めて6人を見たのがこのアルバム引っさげて回ったえびコンだったこともあって、このアルバムの曲はどれも歌ってほしい曲。だから横アリでメクルメクやられたのほんとに死んだ。円盤化ありがとう。

「ただ甘いだけのラブロマンス 興味ないでしょ?」ぜっっっっっったいにここはめめふかです。リアコ代表でした。ありがとうございました。

 

4.a Day in Our Life/嵐

ここらでRapいっとく〜〜〜〜?!?!ってことで安心と信頼のアデイ。みんな岩本さんのラップ恋しいよね。わかる。きっとまた巡り会う\Someday!/したいよね。わかるよ。Say Snow Man!\Snow Man!/しちゃえばいいんだよ。

歌班とラップ班に分かれるのもまたいいよね。歌班筆頭渡辺翔太とラップ班筆頭岩本照。いいよね…

 

5.マダ上ヲ/嵐

序盤に盛り込みたい激しめダンスナンバー。あんまり歌ってこなかったジャンルの曲では?と思うんですけどどうなんでしょうか。本家の5人のバランスも好きなんだけど9人でやると絶対迫力あると思うんだよなあ…ということで選曲。これもラップめっちゃかっこいいよ!ひーくん頑張れ!

 

6.Black of night/関ジャニ∞

後半戦に持ってくるかめちゃくちゃ悩みました(やってもらうのは確定でした)まず楽曲がめちゃめちゃいい。そして大人数で映える。

マダ上ヲが情熱的で激情に任せて溺れていくイメージなら、Bonは儚くて今にも消えそうな印象を受けるんですよ。こんなにカッコいい曲なのに。余談ですが初めてMV見た時にKAT-TUNかと思いましたカッコよすぎて。

 

7.優しくって少しバカ/嵐(向井)

大好きな相葉ちゃんのソロ曲(ソロではない)

「10年前の宝の地図を首に下げて」っていう出だしがエモくて、あべふかの同期コンビと迷いました。けど全体的な歌詞が似合うのはこーじくんだなあって。歌詞にはちょっと切なくて寂しさを感じる部分もあるのに、メロディーはどこまでも明るくて爽やかなところも彼によく似合うんじゃないかなあ。

 

8.Shelter/坂本昌行(V6)(宮舘)

いや舘様こそShelterやらん??????

知ってる いわラウがすでにやってるのは知ってる 宮舘くんが亀梨くんを崇拝してるのも知ってる けどあえて言わせてもらう 「宮舘涼太さん絶対に坂本昌行さんのソロ曲似合いすぎる問題」をわたしは提言したい

「セクシーロイヤル美しく」がモットーな舘様が坂本くんの曲が似合わないわけがないんだよ…みんな横アリのセクバニを見てご覧よ…絶対似合うから…

 

9.100% I Love You/ジャニーズWEST

かっこよさの余韻に浸らせる間も無く王道アイドルソングでオタクにトドメを刺してほしい。ていうか歌詞がかわいすぎてしんどいから聴いたことないオタクはとりあえず聴け。いいから。

スマホ世代のラブソングって感じで大変ラウールさんが年相応に可愛く歌ってくれると思います。天才アイドル阿部ちゃんだってよく似合うよ知ってる。

 

10.Make my day/Sexy Zone

さっきまでの駆け引きに悩む可愛らしい恋愛から一気に俺様になりました。曲は相変わらず可愛いのに。セクゾちゃんで1番大好きな曲です。

「オレをスキになれ!」のところ全員分のマルチアングルで欲しい。

 

11.HONEY BEAT/V6

ハニビめっっっちゃくちゃ好きです。ほんとはここDarlingでも良かったけどアップテンポ曲の流れでハニビをチョイスしました。

歌詞も前2曲のラブソングです!なイメージとはちょっと変わって、どちらかというと応援歌的なイメージが強め(兄さんたちの学ランスタイルのせいでもある)なので、サビの歌詞がすごくストンと落ちてきました。「笑って」って担当に言われるの、なんか泣きそうになっちゃうね。

9〜11まではファンサ曲的な、外周とかで歌うイメージで。

 

12.イン・ザ・ルーム/嵐

ここらで一人ひとりに見せ場を作れそうな大人っぽい曲を…ということで嵐のイン・ザ・ルームを選曲しました。CHUDOKUみたいにね、こう、歌割りにこだわって見せ場を作ってほしい。頼んだよさっくん(人任せ)

出だしの「ルージュ 染まりたい 乱れたままで 艶やかに纏って」は向井康二だし、「鼓動が重なって 曝け出す本能」は目黒蓮だし、「甘美な目眩に溶け落ちてゆく」は宮舘涼太だし、またラップがありますよ岩本さん…!

 

13.Vanilla/A.B.C-Z

この曲はもう振付は本家完コピしてほしい…!はしちゃんパートは渡辺くん声質的にもとてもよく似合うし、河合くんのパートはだてめめがイメージ的にも声質的にも合うと思うんです。「生きる意味をくれたから」ってとこはふっかがいいなあ。

女を翻弄する悪い男の曲から悪い女に翻弄され恋に溺れる男の曲へ繋がるの、いいよね………

 

14.Snow White/関ジャニ∞

冬コンなの?!?!夏コンなの?!?!ってセトリですまん。でもこの名曲は外せんかったんや…

真っ白な衣装でね、切ない顔して歌ってほしい。「白くなって消えたのは アイシテルの言葉かな?」ってめちゃめちゃ岩本さんに歌ってほしい。その後の「僕はそっとポケットに手を入れてまた歩き出す」って深澤さんに歌ってほしい。当方阿部担なんですけどね。

 

15.アイスクリーム/錦戸亮安田章大(阿部・佐久間)

これがやりたくてこのブログを書きました

もう満足。ヤンマーちゃんの曲をどうしてもあべさくに歌ってほしくて、似合うでしょ?!っていうのがやりたくて、あとこの2人で曲作ったら無敵なんだよ?!って言いたくて…もう二度と聴けないからせめて後輩に…やって…ほしくて…

櫻井先輩の曲もいい曲ばっかりだしFly on Fridayやる阿部くんも見たいし、佐久間くんが自分のやりたい曲をやりたい演出でできるならどんな曲でももちろんいいんだけど、あべさくにはスーパーアイドルソングがめちゃくちゃ似合うし需要あるんだぞっていうことに気付いてほしい。

安田くんパートが佐久間くんで、錦戸くんパートが阿部くんです。絶対これでお願いします。阿部くんの「何度も何度も味わった 大好きな君を独り占め」がどうしても聴きたいんですよろしくお願いします。

 

16.二人の花/丸山隆平大倉忠義(深澤・ラウール)

できれば変声期迎える前のキー高いラウちゃんに丸山くんのパートを託したいな〜〜!!!音域がめちゃくちゃ広いのでとても大変だと思うんですけど、曲がとにかくかっこいいし何より大倉パートでふっかの下ハモが聴きたい。どうなんですかね、いけますかね深澤さん。

ちょっと恋愛下手なダメな男の歌って印象があるんでリアコの帝王・深澤辰哉には縁遠いかもしれないけど、実際問題これくらい女心に疎くてあとから後悔したりしてたらそれはそれでリアコじゃないですか?(何の話)ラウちゃんはすでに紳士の片鱗が見えてるから心配なさそう(だから何の話)

 

17.孤独のRUNAWY/A.B.C-Z

はえびの曲の中でもTOP5に入るくらい大好きな曲です。歌詞がめちゃくちゃいい。サビの歌詞は未来への一歩を踏み出している前向きさがあるのに、メロディーが過去を思い出させるような切なさを感じるもので、そのバランスが絶妙。今の彼らにもぴったりの曲だと思います。

「遠くて果てしない旅の始まりに」デビューの決まった今の彼らにぴったりな歌詞だと思うんですよね。ちょうどえびの現場に行ってた時期がスノがツアーの、無所6時代の目黒くんがサマパラのバックにいた頃なので。えびの曲はたくさん歌ってほしい。

 

18.Future/嵐

アリーナトロッコに乗って爆速で会場を駆け抜けてほしい曲。 孤独のRUNAWAYと同じでみんな揃って未来を見据えてる今の彼らに歌ってほしい。なんたって「未だ僕たち志半ば」ですからね、デビューはゴールじゃなくてスタート地点だから。俺らはもっと先に行くぞ!ついてこい!って会場中を煽りに煽ってほしい。そして引っ張って未来の先に連れて行ってほしい。

 

19.3.1415926535/ジャニーズWEST

阿部担ならぜひ覚えておきたい円周率ソングです。

めっちゃラップ大変だけどすごい盛り上がるし振付も可愛くて大好きなので、みんな、頑張ってください。途中で淳太くんの号令で整列したり前ならえしたりするところがあるので、ここはぜひ阿部ちゃんでお願いします。「着席!起立!例!よくできました☆」ってみんな阿部ちゃん先生に褒めてほしくない???だよね???

個人的にこの曲、康二がバックにつかなくなった後のツアーでやったから康二に踊ってほしいという思いもあります。ラキセ楽しかったからなあ。

 

20.Terrible/藤井流星小瀧望(渡辺・岩本)

西のツインタワーによる問題作(違います)ユニットソング。ツインの歌割って意外といわなべだとドンピシャハマるんじゃね?と思いチョイスしました。

この曲はね〜〜レーザーもスモークもいっぱい使ってほしい。超派手にしてほしい。できれば次の曲への繋ぎで奈落落ちもオマージュしてほしい。無理か。

 

21.Eternal/ジャニーズWEST

22.PARTY MANIACS/ジャニーズWEST

怒涛のジャニーズWEST攻め。もはやジャニーズWESTこんなかっこいい曲歌えるんやぞ!というオタクのステマ選曲。

だって死ぬほどかっこいいんだよこの2曲…知ってる…みんな知ってる…?何年か前のカウコンで中継入る前にパリマニ歌ったWESTが東京ドーム揺らしたの知ってる…?ほんとにかっこいいんだ…もうレーザーもスモークも特攻も使いまくって死ぬほど派手にしてほしい(Terribleと同じ感想)

Eternalはね、自担がたいそうかっこいいんです。ソロがね、ほんとに空に向かって吠えてる感じで。がんばれしょっぴー。歌唱力的に張り合えるのは君だけだ。

 

23.Masterpiece/関ジャニ∞

ここも正直WASABIとブリュレで悩みました。ただパリマニからの流れを意識してマスピを選択。

かっこいい以外の感情がなくなる神曲中の神曲。前半のBlack of nightとはジャンルの違うかっこよさなので二度楽しめます。関西はおもろい曲ばっか歌ってるわけちゃうんやぞ!っていう怒涛のかっこいい攻め。Bメロのラップ?コーラス?安田くんの担当してるところはあべさくちゃんにお願いしたいです。

 

24.PIKA★★NCHI DOUBLE/嵐

いよいよコンサートも終盤ですね。怒涛のダンスナンバーお疲れ様でしたの意味も込めてピカダブをチョイス。ある意味ブレイクタイムに近い時間だけど、だからこそメッセージ性の強い曲を選びました。ピカンチの曲ってやっぱり夢に向かってがむしゃらな10代20代男子の心に刺さるじゃないですか。なんとなーくゆり組に刺さるなあと。思いまして。だからただのお手振り曲にはしないでくれよな!

 

25.路傍の花/TOKIO

岩本くんにソロで歌ってもらうかめちゃくちゃ悩みました。今でもソロでいいと思ってるけどそうなるとバックバンドが…ね…ドラマーいなくなっちゃうから… 

初めて聴いたのはTOKIOのベストアルバムを買った時なんですけど、なんていい曲なんだと思いまして。歌詞も良ければメロディーも良い。「僕らも同じさ その時を待てばいい それぞれに輝ける日を」輝ける日までかかった時間はメンバーそれぞれだけど、それでいいんだって、今がその時なんだって思える曲だと思います。改めて今聴いてすごく胸に沁みたから、ぜひやってほしい。

 

26.蒼写真/関ジャニ∞

すごく悩みました。だってこれ8UPPERSの本編ラストの曲だからね?オタク的にものすごく大切な曲なんですよ。けど本編ラストに相応しいような曲、どれも本家にとって大切な曲しかなかったんです。だったら今までで1番好きなラストの1曲を選ぼうじゃないかって思いまして。彼らの持ち歌全ての中で1番好きな蒼写真を選ばせていただきました。

「はしゃいだ時間より思い出す 祭りのあと 人はまばらに」(岩本)

「地面に落ちた花火の跡見て 淋しさ覚えた」(深澤)

「遊び疲れた帰り道に 大きな背中で見る夢は」(佐久間)

「まだ終わらない宴の人、人 笑顔に包まれ」(阿部)

「背の高い夏草 時は流れて」(目黒)

「いつしか追い越して 過ぎ行く日々は蜃気楼」(向井)

「青い時は色あせもせず 今日も胸を照らし続ける」(全員)

「数え切れないぬくもりを知り」(宮舘)

「止まることない涙を知った」(深澤)

「いつも満たされたわけじゃない だけど明日に胸躍らせ」(渡辺)

「雲を掴もうと伸ばした手は あの日の少年の夢」(ラウール)

というところまで歌割つけて泣けてきたのでやめます。大サビ前の本家錦戸渋谷パートのことを考えただけでつらくなってきた。割り当てるならいわなべだね。

 

 

実際26曲って何時間くらいになるんだろう?これにプラスでMCとアンコール入れたら2時間にはおさまらないよな〜もっと長くてもいいのよ〜と思いつつ、体力的には2時間ってわりとありがたい長さなんですよね。それにデビュー組担してた頃には知らなかった名曲を知ることができるし、自分の好きなグループの名曲をJr.を通して知ってもらうこともできる。これってめちゃくちゃお互いWIN-WINじゃないですか?アルバム曲なんて特に、一度のツアーでやってハイ終了!ってのも多いわけで。だからあれも知ってほしいこれも知ってほしいって入れてたらとんでもない長さになってしまうので、ぜひともJr.の皆さんには自分の大好きな先輩の楽曲はどんどん取り入れていってほしいものです。もちろん大切に使わせてもらう前提でね。

以上、お付き合いいただきありがとうございました。

ある日突然Jr.担になった元デビュー組担が再びデビュー組担に戻される話

 

紆余曲折ありながらジャニヲタ人生もめでたく10周年を迎えたこの年、私は突然Jr.担になってしまった。

 

きっかけはYouTubeのジャニーズJr.チャンネル。

研修所生活を強いられる中、ぼんやりとTwitterのトレンドを眺めていた私の目に飛び込んできた「A・RA・SHI」の文字。歌番組でもやっていたっけ?と思いつつ関連ツイートを見ると、どうやらご本家様ではなく後輩Jr.がYouTubeの動画で話題にしていたご様子。それが私とジャニーズJr.チャンネル、そして9人体制になったSnow Manとの出会いだった。

 

掛け持ちと担降りを繰り返してきた私の周りには同じような友人が多く、もちろんSnow Manに担当のいる子もいた。ただ当時の私の中でJr.担と言えば「怖い、大変、なんかヤバい」というイメージが強く、どんなに気になる子がいてもせいぜい少クラを見るに留め、「絶対にJr.担にはならない」とさえ思っていた。だってデビュー組の掛け持ちしすぎて、高校生じゃお金がいくらあっても足りないじゃん?

A.B.C-Zを2年ほどかじっていた期間があるので、Snow Manの6人には当時わりとお世話になった。11人で魅せるアクロバットは圧巻だったし、彼らがバックにいることへの安心感は大きかった。でもそれで終わりだった。少クラはえびと当時掛け持ちしていたジャニーズWESTのために見ていたし、コンサート中目の前に来てくれても私は双眼鏡で遠くの自担を見ていた。今考えるととんでもなくもったいないことをしていたと思う。オタク人生、いくら後悔してもし足りない。

それ以降何がきっかけかは忘れたがジャニーズから少し離れ、一時期はすべてのFCから退会すらしていた。若手俳優に熱を上げ、2.5次元舞台に通い詰める生活をしていた。この頃の私は大学生になっていた。お金を稼ぐことを覚え、遠征することを覚え、現場に行くことが全て、現場しか頑張れるところがないオタ活を3年続けた。現場のスパンがとにかく短く、2ヶ月に1回は舞台の本番がある生活。熱が冷めるタイミングすら与えられなかった。

本当にお金がかかる。頑張って推そうとすればするほど、今までのデビュー組すべての掛け持ちをするよりお金がかかる。だって現場に行かなければ、彼らからの供給は毎日のブログやSNSの更新しかない。毎週レギュラー番組に出ないし、CMも流れない。ニコニコ動画の生放送は1週間で観られなくなってしまう。だから観劇数は少なくても定期的に行くようにしていた。

初めて東京遠征したのは橋本良亮くんのソロコンの時。それ以降、年に1回だった東京遠征が2回に増え、3ヶ月に1回、月に1回…今月は2回の遠征と、10月11月は2週連続で東京行きの夜行バスに乗る予定さえある。ここまでになってしまえば、もはやJr.担に抱いていた「大変」なイメージなんて可愛いもんだ。

 

「怖い」に関して言っても、これはどこの界隈もオタクは怖い。金出してる人ほど怖い。思考が物騒になる。実感した。金も出せない奴が口を挟むな。まさにその通りだと思った。なのでこれについてもクリアだ。

残るは「なんかヤバい」だけだが、これについてもどこの界隈もオタクはなんかヤバい。というよりも、それぞれの界隈で独自のルールや文化が存在しているわけで、外野にはそれが異様に見えてしまい「ヤバい」というイメージが残ってしまうだけだと感じている。どこに行ったってヤバいやつはいるのである。

 

さて、ここで学生だった私の目の前に立ちはだかっていた壁が全てなくなったわけだが、残されたのは推しへのモチベーションが低下した根っからのオタク女と毎月一定額の安定した収入である。当然のごとくYouTubeで気になった子たちに投資しちゃうのだ。好きなものには金使ってナンボって生きてきたからね…………

さらには学生だった数年前よりも格段にJr.担のしやすくなった環境も拍車をかける原因となった。だってYouTubeの面白いアイドルの男の子たちのライブがワンコインでスマホで見れちゃうんだよ???その日暇なら買うしかなくない???

 

てなわけで日々滝沢社長の戦略にまんまとはまり続けていたわけだが、無事にサマパラ2019のチケットを手にし、ワクワクしながら当日を待っていた。7月はとにかく推しの現場が忙しくてあっという間に終わってしまった。気がついたら、あの日がやってきていた。

 

 

 

2019年8月8日

どうしても仕事を終わらせられないためやむなく後半分の配信を購入し、無理やり19時前に退社し駅で開いた配信の画面。会社の最寄りから自宅の最寄りまでは3駅、所要時間3分。ちょうどその時はMCで、ハイハイか美少年が喋っていたタイミングだった気がする。

各Gのお知らせごとが進み、ストトラのインスタにいいなあと言っていた矢先のWeibo開設とアジアツアーの決定。「国外まで追いかける元気は果たしてあるのか…?」と自問自答していた(ちなみに1人海外にビビって推しの海外イベントは干した)。

ストのJr.チャンネル卒業とアーティストチャンネル開設のお知らせ。この時にSixTONESのデビューは確信していたし納得もした。むしろさっさと出てくれとさえ思った。まるで滝翼のデビューを待ち望んでいた当時のJr.みたいな気持ちだった。そしてSixTONESの6人から大切なお知らせがあるという発言があった時、電車がちょうど最寄りに到着した。

駅のホームで端に避けながら順番に映る6人の顔をどこか無感情で見つめていた私の目に、突然7人目が飛び込んできた。深澤辰哉さんだった。息を呑んだ。突然心拍数が跳ね上がった。もちろん阿部亮平さんの顔も映し出された。Jr.担になって3ヶ月、初めて担当のデビュー発表の瞬間に立ち会うこととなった。

 

 

6人時代を知る9人出の新規に何かを語る資格なんてないのかもしれない。先輩グループが脱退休止退社を繰り返しどんどんと勢いを無くしていく中、俺たちのヒロムまで失って、この先この事務所からデビューすることにもしかしたら意味はないのかもしれない。それでも、大好きな人が、長年の夢を叶える瞬間を見ることができるのは、こんなにも幸せなことなのかと思った。あのままデビュー組のオタクだけを続けていたら分からなかった感覚だった。人気が出て、テレビにレギュラーを持つようになって、ゴールデンタイムのお茶の間に認知されるようになってきた人にしか興味を持たなかった頃には、絶対に知ることのできない喜びだった。たとえそれが万人から喜ばれる形でなかったとしても、大好きな人が夢を叶えたことを、私は素直に喜びたいと思う。

 

まあ結局は来年からまたデビュー組のオタクになるんですけどね、というお話でした。

 

 

疲れたアイドルとオタクの話

2019年1月27日 17時13分
出勤前のわずかな時間に呑気にデレステのイベントをやっていたわたしのスマホが衝撃的なLINE NEWSを表示した。

"「嵐」2020年に活動休止"

もう訳が分からない。とりあえずTwitterを開いた。FCサイトに動画が上がっているということだったから会員ページを開いた。当然のごとくなかなか繋がらなかった。いざ繋がったら動画は8分弱あった。この時点で家を出るべき時間まであと10分足らずだった。
スマホの音量を最大にして母に持たせてとりあえず家を出る準備をした。大野担の母は一言も発しなかった。動画が終わると、ただただ仕事に行きたくないな、と思いながら家を出た。


初めて嵐のCDを買ったのは小学生の時だった。
気付いたら毎回初回盤を予約して、レギュラー番組を毎週録画して、FCに入会して、わたしは嵐のオタクになった。
初めの頃は予約し忘れるとCDの初回盤なんて手に入らなかった。録画した番組は出来る限り全部DVDに落としていた。コンサートなんてちっとも当たらなかった。でも、それでも楽しかった。
数年後、他に気になるアイドルを見つけた。同じジャニーズだった。その時わたしは高校生で、友達にもコンサートに行ったことのある子が増えてきて、とにかくコンサートに行きたい気持ちが大きかった。FCに入会して、人生で初めて行ったコンサートは、嵐ではなかった。
そこからいわゆる掛け持ちオタクの人生が始まった。FCに入ってさえいればほぼ確実にチケットが取れるオタクは楽しかった。いろんなグループのコンサートに行ったけど、嵐だけはなぜか毎年当たらなかった。
そして、2015年のJaponismツアーで初めて名義が仕事をした。今までワクワクには行ったことがあったけれど、生まれて初めての嵐のコンサートだった。他のグループでも感じたことだったけれど、ステージの上で歌い踊る嵐を見て、「意外と小さいんだな」とぼんやり思った。会場にはコスプレしたオタクや顔真似ナリ垢で独自のコミュニティを築いているオタクがたくさんいた。明らかに他のどのグループよりも多種多様なオタクがいた。なんだか居心地が悪くなって、コンサートに来るのはもういいやと思って、この年限りで嵐のFCの更新をやめて茶の間になった。20周年の時にでもまた入り直せばいいと思った。


2018年の5×20ツアー、特に一緒に行くような友達もおらず、妹の受験が近く母も行く気がなかったので、結局FCには入り直さなかった。追加公演が発表された時に、来年は一緒に行こうねと話した。1月下旬から申し込みが始まると聞いたのでそれに合わせて数年ぶりにFCに入会した。会員番号は当時より150万以上遅い番号だった。申し込み詳細が発表され、同行者も会員であることが条件だと知った。母と行くには、母の名義も必要だった。今から入会しても間に合うのかと悩みながら、その日は一度保留にした。それがたった2日前のことだった。



夜遅くまで仕事をしていて朝のワイドショーもまだ見る気が起きていないので、会見で彼らが何を語ったのかは詳細には知らない。
ただ、「普通の生活がしたい」という言葉に自分でも思ったより傷付いている。

そもそも芸能人という職を選ぶ時点で、一般人のような「普通」を売り渡したも同然なのだから、今さら「普通」に憧れられても困るのだ。オタクは「普通でない」彼らを「普通」に生きるための糧にしている。そんな人にある日突然消えられると、オタクは息の仕方も分からなくなってしまう。昔から常々アイドルはみんなの物であるべきだという持論があるので、推しや担当が既婚になった時点で彼にお金をかけることは一切辞める心算でいた。数々の制限がある「普通でない」生活を強いられて然るべきだと思っていた。

今もこの考えは変わらない。アイドルという仕事を選ぶならその覚悟は持っていてもらわなければ困る。ただチヤホヤされたいだけなんて甘い考えは捨ててしまってほしい。ただ、ひとつ間違えていたとしたら、いつの日か担当が「普通の生活がしたい」なんて言い出すと思ってなかったことだ。

かつて「普通の女の子に戻りたい」と言いマイクを置いたアイドルがいたように、芸能人にとっては「普通」が喉から手が出るほど欲しいものなんだと思う。ただ、その欲しがった「普通」は、もはや一般人の定義である「普通」とは根本がずれてしまっている。どう足掻いたところで彼らは普通の生活なんて送れるわけがないし、そもそもごく一般的な会社員は産休育休でもない限りそんなに長期のお休みなんて取れやしない。もうその選択をする時点で「普通」ではないのだ。
でも、普通の会社員はよっぽどのことがない限りプライベートに口を挟まれない。街中を歩く時に変装をしなくていい。するかどうかは別として転職だって自由に出来る。今回の活動休止期間、わたしには転職活動期間のように思えてならない。芸能人だって転職する権利はあるもんな。
もしこれが彼の欲しかった「普通」なんだとしたら、彼から「普通」を奪ったのは社会とオタクだ。わたしのようにアイドルに対するエゴを抱えていて、それを勝手に押し付けて言いたい放題している人間が何十万、何百万といて、それを一身に浴び続けていたらそりゃどこかでネジも外れるし歯車も狂うよな、と。
担当ではなかったけど、元々アイドルが向いている人だとは思ってなかったから、いつか言うだろうとは心のどこかで思っていたけど、でもここまできたら一生言わないだろうという根拠のない自信もあった。こんなに彼を疲弊させていただなんて思いもしなかった。20年間で溜まりに溜まった疲労が、彼にとっての夢物語である「普通の生活」への憧れと渇望を加速させてしまったのだろうか、とか思ってないとやってられない。いち茶の間ですらやってられないんだから嵐のオタクのことはしばらくそっとしておいてほしい。

今ジャニーズではなくとある若手俳優を応援しているけど、彼も「この仕事が楽しいと思えるうちは頑張っていきたい」というニュアンスの言葉を口にしていた。そうだよな。こんな特殊な人生を切り売りする仕事、楽しくないと続けられないよな。
いろんなオタクが「推しは推せるうちに推せ」なんて昨日から散々口にしているけど、せめてオタクのせいで仕事が楽しくないなんて思わせる推し方はするなよと思った。
ただオタクがいるから食べていけるんだよと思ってしまう自分もいるから、本当にオタクってエゴのかたまりなんだよなあ。いつからこんなに醜い生き物になってしまったんだろうなあ。

結論までどっかいってしまった。結局はみんな自分が可愛くて、自分の心を守ることに必死で、そうして誰かの人生の犠牲の上で生きているんだなってぼんやり思った。自分の好きな人の人生を犠牲にして生きてるオタク、罪深いな。もうしばらくはやめられないけど。

推し、いつまでこの仕事を続けてくれるんだろうな。

覚書

下書きを見つけたので供養。
当時書いた原文ママなので矛盾だらけです。
舞台「刀剣乱舞 悲伝 結いの目の不如帰」より


三日月宗近についてと疑問点
・円環を巡る理由については語らず
・ED勝鬨の唄一切歌わない=円環の外側には行けなかったから?or 次のステ本丸の円環では三日月宗近は虚伝時点では未顕現?
・円環の中の三日月宗近の顕現時期にはタイムラグがあるのではないか説
・「今は義輝の刀ではない」と言いながらも「主の刀だ」とも一言も言わない
・「歴史を守る刀だ」過去を?それとも未来?
・「未来を繋げたい」「気の遠くなる時間を繰り返してきた」「いずれ分かる時が来る」
・最後に顕現した三日月宗近は虚伝に戻ったのか問題(初演の三日月なのか再演の三日月なのか)
・そもそも彼は同じ本丸でループしてるのか???(「この本丸での俺の物語もここまでか…」という発言)
三日月宗近=不如帰=時鳥であるならば、三日月は何(誰)にとっての不如帰?
・円環を断ち切る方法を探している=このままでは三日月の言う「未来」は訪れない?
・何故義輝の歴史、永禄の変で円環が結ばれているのか(三日月宗近に1番因縁の深い歴史だから?)
・時鳥の存在は結いの目の三日月宗近にとってはイレギュラーな存在→この後の円環では何かが起こる?=n周目のあの本丸の歴史が始まる?

だけど確かに何度も繰り返された永禄の変の中で歴史修正主義者と刀剣男士の干渉のせいか、三日月宗近が戦場に持ち出されるまでに歴史は変わったんだ 義輝が使うことがなく歴史はかろうじて守られた(?)けれど確かに三日月宗近にまつわる歴史は変わろうとしたんだ この意味は大きい

長谷部くん覚書
・おはぎ両手持ちかわいい
・口を拭う仕草も手袋をキュッとはめ直す仕草も百点満点
・戦闘狂・極
・敵を足で踏みつけた後の凶悪な笑み
・迷わず元味方を切れるところ 好き
・無茶な力を使ったことを知った直後の表情と「主ー!」という悲痛な叫び 主 胸が痛い
・ケープのふわふわ と キュッとしまった腰

舞台「刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺」再演

2017年1月17日、全37公演の幕を無事に下ろした舞台「刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺」にまつわる覚書。主にへし切長谷部。(筆者は1/13マチネ、1/14マチネ、大千秋楽LV観劇)


日替わり
1/13昼
・ログボ一期一振
・不動のひとり遊びは最前のお客さんに絡む
・茶請けは刀紋入り和三盆
1/14昼
・ログボへし切長谷部
・不動のひとり遊びは体年齢測定(目をつぶってその場で足踏み。ふらつきすぎて一度袖に消えて行く三日月宗近
・茶請けはみたらし団子


三日月宗近
・初演よりも心なしか声のトーンが落ちていた?
・主に不動や鶴丸の挙動に興味津々。山姥切の布をめくることに成功した不動を我が事のように手を叩いて喜ぶ
・(近侍を任された山姥切に対し)不動「できるって!」三日月「でっきるっかな♪(1/13昼)」お茶目可愛い
・迷い子のような山姥切の問いかけにきちんと返事してあげる優しさ。山姥切「三日月…」三日月「なんだ?」←この「なんだ?」に優しさが満ち溢れてた
・殺陣が別次元は言わずもがな


山姥切国広
・めっちゃ布バサバサする
・めっちゃ本体振り回す
・軍議では不憫
・堪えるように苦しげに台詞を吐き出す率が高め
・吹っ切れた後の笑顔全然煤けてない


宗三左文字
・初演より声帯がご本家
・不意を突かれた時の「薬研?」とか「はい?」とかいう台詞のトーンがめっちゃ好きです
・長谷部との共闘。無理。たまらん
・めっちゃ本体振り回すその2
・「その視線、好きじゃない」周りの視線から逃れるように目を背けていたのが敵を睨みつけるようになった
・感情の表現にオーバー気味な身振り手振りがついてさらに悲痛に


江雪左文字
・「兄の顔でいましょう」さすが長男という優しいお顔
・一撃が重いゆったりとした殺陣
・鶴丸に迫られるお小夜を庇うところめっちゃかわいい


小夜左文字
・足技が進化
・偵察の時壁からひょっこり出てくる様がベリーキュート
・「宗三兄さまは自分のことをお飾りだと言った」自分の方が辛そうな顔をしていて泣けた


一期一振
・ノールック殺陣
・本体も振り回すけど鞘も振り回す
・スマートなのに大振りな立ち回り
・タメ口と敬語の声のトーン差
・回想シーンで刀を杖代わりにした立ち姿
・軍議でいちいち一言がツボを押さえすぎている件
・生で見て気圧された刀剣男士No.1


鯰尾藤四郎
・江戸出陣の際敵2人を相手取った時の首傾げ→背後へ下がるの一連の流れがとっても可愛くてかっこいい
・一期との共闘で一期の鞘を2人で持つ戦い方がとても兄弟
・「盛大に燃えてもらわなくちゃ!…それが歴史の、あるがままの姿なんだから」自分が燃えた時を思い出しているのか、言い聞かせるような言い方だった


薬研藤四郎
・スパダリニキ
・不動と遊ぶお茶目さを兼ね備えたニキ
・織田4振りの中ではあまり表情に変化が出ないタイプだけど本能寺出陣を通告された時と信長自刃の時だけは明らかに動揺してたところが切ない
・「たーいしょ」全審神者が死ぬパワーワード


燭台切光忠
・初演より声帯がご本家その2
・この光忠鶴丸のストッパーにはならない
・長谷部「燭台切…!」燭台切「お邪魔かな?」の流れ間違いなく花丸効果で追加された
・軍議生き生きしすぎ問題
・伊達2人での殺陣エンターテインメント性高すぎ問題


鶴丸国永
・声帯がご本家
・初演鶴は無邪気、再演鶴は紳士な遊び人(当社比)
・殺陣がめちゃくちゃ軽い。飛びそう
・唯一声を張るのが「戦場で赤く染まって…鶴らしくなるだろう!」の所っていうのがこの鶴丸の性質の全てを表してる
・時間遡行軍との交戦より紅白戦で左文字兄弟を相手取った時の方が追い詰められてる感あって練度の高さが伺える


不動行光
・表情がとにかく豊か。不機嫌顔が可愛い
・ただ感情に任せて叫んでるような言い方だったところが噛みしめるような台詞に変わってた(「ダメ刀を返上できそうにない!」のところ)
・泣きの演技は言わずもがな
・初演から凄かったのは知ってたけど生で見るともっと凄かった


へし切長谷部
・言葉ではなく、目と眉で語る男
・不動よりも信長様大好き
・全編通して笑みを見せるのは出陣の儀の名乗りとEDのみ
・薬研「その名前嫌いじゃないぜ」驚いた顔をしてちょっとムッとする(初演はニヤッと笑っていたが笑わなくなった)
・馬当番パワーアップ。馬に遊ばれて「後でお話がある(おこ)」
・不動に「誰だ?」と言われた時や軍議で不動が信長様に愛された話をしている時、刀を持っていない方の手を強く握りしめている(強すぎて小刻みに震えてる)
・小夜を気遣う声のトーンは優しいのに不動には厳しすぎる
・薬研ほどあからさまではないけど宗三をめっちゃ気遣ってる
・紅白戦前鶴丸に握手された手を払いのける。その後光忠にも同じことされて払いのけ、薬研が間に入って取り持とうとする(この辺日によってアドリブ)
・紅白戦で粟田口兄弟と遭遇した際の首を傾けるだけの攻撃のかわし方
・鶴丸ほどではないけど余裕たっぷりの殺陣
・無意識なのか宗三を庇い気味に戦ってる
・信長が絡むととにかく我を忘れる
・蘭丸が死んだ時、宗三とその腕の中の蘭丸を見つめたまま微動だにしない長谷部。不動が動き出したことにも気付かず、山姥切が声をかけた時に初めてハッとして不動を見る
・光秀を殺そうとする不動の叫びに誰よりも泣きそうな顔をしている長谷部。歯を食いしばり刀を構え、それでも耐えきれず目をそらしては顔を背ける
・信長自刃の瞬間誰よりも早く首を横に振って信長に手を伸ばす長谷部。この本丸は織田刀での本能寺出陣が初めてのはずだから、長谷部は信長の死を目の当たりにするのは初めて。そりゃ真っ先に止めたくもなる




長谷部固定カメラしすぎて記憶が曖昧な部分多々あり。
重度の長谷部推しの感想としては、「誰でもいいから長谷部を救ってやってほしい」というのが再演の感想でした。本能寺で共にあった他3振りと違い、本能寺の変で死ぬ織田信長を見たのは初めてだったであろう長谷部。あの瞬間が一番彼の素直な感情が曝け出されていて涙が止まりませんでした。
大千秋楽で刀を胸に抱きしめていた姿、忘れません。へし切長谷部を歩んでくれてありがとうございました。

続編もご縁がありましたら見に行かせていただきます。

舞台「K -Lost Small World-」その2

というわけで第二幕、アイドルKです。

BLACK DOG LIVEというその名の通り、二幕の主役はもちろんクロ。アイドルクロ可愛いぜ。

クロ「今夜は俺のライブに来てくれてありがとう!次が最後の曲になる」

客「えーーーーーー?!?!?」←息ぴったり

クロ「(7/30ソワレ)そう言うな、俺にも分からんが謎の圧力により一曲だけのライブになってしまった…!」 「(7/31マチネ)…訓練された『えー?!』だな」

クロちゃんかわいい。めちゃかわいい。そしてそんなクロの最初で最後の曲「Tales of black dog」。間奏でぴょこぴょこ踊るあらまきクロ可愛すぎか…!そして訓練されたサイリウム芸。客席はもちろん一面真っ白です。

その後急に会場が暗転。バックモニターには松田シロが!お客さん大興奮。シロの計らいで吠舞羅芸能事務所とセプタープロモーションの皆様がご登場。速攻推し事務所のカラーにキンブレチェンジする客。振り向くクロ。

クロ「…お前ら?!色を変えるのが早すぎるぞ!さっきまで白だったのに!」←超可愛い

そしてここでも頂きました。

十束「ね、アイドルキング!」

尊「…面倒くせえ」←あ"ーーーーーーー(言葉にならない)

まずはセプタープロモーションより、伏見猿比古様のご登場。ごねるクロは鎌本と多々良に回収されていきました(羽交締め)。

クロ「くっ…離せ!これは…俺のライブだぞー!!!」←引きずられて強制退場

怠そうにセンターに立ったアイドル猿比古。白手袋を直しながら言い放つ。

猿「おい音響、サボってんじゃねーよ早く音流せよ(記憶が曖昧すぎてニュアンス)」

さ、猿比古様ーーーーーー!!!客席がギャッとなる中持ち歌である「I beg your hate」のイントロがスタート。途端にシャカリキに踊り始める安西比古様。えっごめんちょっと面白い…と1人軽く肩を震わせていたら。

え。何これ。えっ何これ。

 宮 野 降 臨

本物*1だ…安西慎太郎は声帯に宮野真守を飼っていたのか…

「イヤフォンコード引っ張られて 僕は黙って首を左に傾ける」のところ、首を左にクイクイって2回傾ける安西比古あれ真正面から見てたら死ぬ。間違いなく死ぬ。そういえば京都大楽は投げチューしたらしいですね。どうした猿比古。

そしてお次は吠舞羅芸能事務所のエース、八田美咲による「ワイルド・クロウ」です。もちろん吠舞羅の皆様勢揃い。上手側に尊様、アンナ、十束。下手側に鎌本、草薙。もーーー目の前で鎌本さんがサービス良くて良くて!草薙さんもお客さんめっちゃ煽るし超楽しい。そして近くの他メンを少しばかり堪能したわたしが尊様の方に目を向けると…???

天 使 が い た

興味なさそうな尊さんの隣でニコニコふわふわしながら両手こぶしを軽く突き上げノリノリの櫛名アンナと十束多々良ー!!!か!わ!い!い!!!しかも尊さんおっきいから*2完全に下から顔覗き込んでるんです…「ほらキングも!」って感じで…つら…つらい…楽園はここにあり…

そしてサビではバックのアンサンブルと無邪気な笑顔で踊るオン眉美咲ちゃん。かわいい。ちっちゃいお尻フリフリしてるかわいい。植ちゃん超可愛い。そんなバックに混じってピョンピョン飛び跳ねてる鎌本草薙コンビがマジで愛しい。下手側に移動してきた尊様はステージ前方に棒立ちで動かない…と思ったら。

タバコちっちゃく振ってんじゃねえか…!!!

振ってるというか灰をリズミカルに落とされる尊様。一服してまたリズミカルに落とす。えっ何これ。えっ可愛い。尊様表立って煽れないからってひっそり楽しんでる可愛い。そんな尊様の可愛さに頭抱えてたら…

わ ら っ た

あの人笑った…!今笑った!絶対笑った!クッて口角上げて!ていうか鼻で笑った!待って!ちょっと待ってそのままハケないで!尊様ああああ!!!

残りHP:1。大丈夫?この後に本命曲控えてるけど大丈夫?いやでも仕方ないよね…キンブレ振るのも忘れて「ひっ…!」って言っても仕方ないうんうん。

そして何と言っても客席を駆け巡る美咲ちゃん!!!京都劇場は二階席もあったので、上に向けて一言「二階の皆さんちょっと待っててね!」(この後の曲で前説コンビ*3が客席登場していたらしいです)美咲ちゃんの満面の笑み可愛かったな〜〜〜

と、ここで上手から両手両足縛られたクロが再登場。一生懸命両足ジャンプでステージ中央へ。そんなクロにもあの笑顔を絶やさないシロを見て「あっこの人王やったわ」と気付く。

シロ「クロの特技を見せたらいいじゃないか」

というシロの言葉で、犯人(鎌本と多々良)が縄を解きにくる。ここでハプニング発生。7/31マチネ、京都前楽ですね。縄が絡まったまま多々良が引っ張ったことにより、空中に釣り上げられるクロの右足(笑)

クロ「…痛い痛い痛い!(笑)」

あっちゃー…(笑)しかも前山さん無理に外そうと何回か無理やり引っ張りましたよね?(笑)縛られた推しが性癖な方はどうぞ円盤をお楽しみに。

ここでクロの特技・剣舞。これは荒牧くんの特技*4でもありますね。いやはや美しい…美しい剣さばきでした。アンサンブルとして登場した丸目聖人くんの殺陣が目の前で見られたこともあり、とても美味しい時間でした。

そして〜?!?!流れるように?!?!赤と青二人の王のデュエットソングに参りますよ!!!!

礼「周防、どうです私たちも一曲」

尊「…俺たちの曲は台詞しかねえじゃねえか」

礼「実は今日のために特別に一曲用意してあるのですよ」

尊「興味ねえ」

礼「おや、自信がないと」

尊「…チッ(ノールックで左手差し出す)」

天 使 降 臨

マイクよこせってしてんの何あれ?!?!えっ?!?!は?!?!よく「可愛いー!!」って叫ばなかったよねわたし?!?!何人か頭抱えてたよね。うんうん気持ち分かるよ。

礼「お聞きください、赤と青のコリジョン

ん〜〜〜〜イントロからしてムーディ&アダルティ…王の風格…威厳…たまらん…上手に礼司、下手に尊。ハイ下手側大歓喜。そんで和田みこちょーーー歌うめぇ…ごめんこの時点で室長はBGM確定ですマジで申し訳ない記憶がないです…ミコッサの腹から響く声どこいったの???ってくらい高い。綺麗なテノール(合唱に明るくないですが体感テノールでした、それかテノール寄りのバリトン)。そしてすんごい甘い声。なんで。歌ってる時はしっかり前を見据え…からの流し目!!!色気凄い。前列客のキンブレが止まる止まる。誰かがまたひっ…!て悲鳴上げる。ちらっと横見たら大体みんなそんな感じでした。さっきまで揃いまくってたペンラの動きがバラバラになっててわらう。踊る時の腰!と右手!曲中にタバコふかさないでください性癖ですしんどい。

両王がセンターへ歩み寄り…はいここ!!胸倉掴みあってメリーゴーランド*5!!宗像室長の歌詞がうまく聞き取れなかったけど、確かに聞き取れた具合でいえば

尊→礼「その唇は慇懃無礼な言葉を吐く」

礼→尊「その唇は(中略)シガーの香り」

ジーザス!!!!!!!!!

今日が命日だったか。ありがとう世界。良い人生だったよ。

最後に背中合わせになってそれぞれ別方向にはけてくのも良い。素晴らしい。とりあえずこれは音源化しようなマベさんよ。

次に登場したのは吠舞羅御一行様。

アンナ「おなかすいた」

客「かわいい〜〜〜〜!!!!」

照れちゃうアンナちゃん。超かわいい。控えめに申し上げて天使。そしてその隣で

美咲「可愛いだろ!!!」

何故かドヤ顔の植田美咲(可愛い)。と、そこへやって来たのはエプロン姿のクロ!

客「かわいい〜〜〜〜!!!!」

いやマジで可愛いんだって。犬のアップリケがついた?ピンクのエプロンが似合う荒牧慶彦(26)しんどい。そしてちょっと素になってはにかむクロの隣で、

美咲「こいつは可愛くねえぞ!」

とご立腹の植田美咲(可愛い)。そんな空腹のみんなで歌って踊った「レジェンド台所」!

めちゃんこかわいいなにあれ………いやつらい………だいぶつらい………「Tales of black dog」の時のクロマッキーはだいぶ声張ってる印象あったけど、こっちめっちゃ自然な感じで歌ってた。あと吠舞羅の皆さん可愛すぎません???フライパン持ってくるくる踊ってるアンナちゃん天使かな天使だったわ

ハイそして!全員ステージに集まりまして!またもやシロからのプレゼント!クロと猿と美咲のための一曲「ドッグモンキークロウ」です。来ましたよ客降り曲…ここや…ここでわたしの墓立てるんや…と言わんばかりに和田尊完全ロック・オン。なのでごめんなさい、舞台上の3人のダンスはおろか曲の歌詞すら記憶にありません。ただC&Rの「ドッグモンキークロウ!」はめっちゃ楽しかったっす。目の前通路だったんで草薙てるみんが一緒にやってくれた記憶しかないんですけど。いや…大好きな草薙出雲が一緒にC&Rしてくれる世界がここにはあった。優しい世界だった…

歌詞の内容的にはお互いの王を讃える?自慢する?みたいな感じだったらしいんですけど(全く覚えてない)、美咲ちゃんが自慢げに尊さんの事を歌い上げる中、当の本人は素知らぬ顔で下手階段に腰掛け一服中。座席からの距離わずか2m強。お願いそのまま見下してください。その間に他のキャストさんは皆さん思い思いに客席を巡っているのですが頑なにキング動きません。とそこへ十束多々良が駆け寄ってくる!何かをヒソヒソと話した後、尊さんの手が多々良の頭へ伸び…鷲掴んだー!!!結構な勢いで鷲掴みした!!!そのまま髪グッシャグシャにした!!!これ前楽だったんですけどね、他の回のレポを読む限り頭ポンポンだったのかな?いやでもぐしゃぐしゃってしてましたよこの日は。そして重い腰を上げた尊様、京都恒例の外周お散歩タイムに突入です。下手側最前通路を通り一番外側の階段を上がり、横通路を通って上手側へ。上手側最前の壁に凭れて心底だるそうに一服してからステージへ戻るのがお決まりのお散歩コースでした。印象としては横通路で分けられてる一階席後方のお客様のうちわにわりと応えてた感じ。尊うちわに向かってちょっと斜に構えた感じで指クイクイってして去っていった尊様にその辺一帯が絶叫。ずるい尊様。あまりにも目で尊様追いすぎて目の前までやって来ていた宗像室長に気付かないという失態も犯しましたが、いやでもほんっっっっとに楽しかった…楽しかったです…わたしはできなかったけどたくさんのキャストさんがハイタッチしてくれてたみたいで、いや最高。アンナちゃんのハイタッチ見たけど超可愛かった。

その後全員がステージに戻り、メインキャストの皆様が横一列に整列。そこへギターを抱えた十束多々良がやって来て、「Circle of friends」を歌おうと提案。しかし淡島副長が意義を唱えます。

世理「ちょっと待って、それはあなたたち吠舞羅の曲じゃないのかしら?」

十束「まあまあ、いいじゃない」←ここ草薙さんだったかも?

世理「…仕方ないわね」

早っ!!!引き下がるの早っ!!!!!

ずっこける一同(猿、尊、多々良、礼司以外)。しかし京都初日の夜、事件は起こりました。

猿比古がコケた

わたし最初みんなコケるもんだと思ってて、猿比古のコケはイレギュラーだって気付かなかったんです…!床に伏したまま動かない猿、爆笑の会場、助け起こす美咲…みんなにどうした?と問われた猿は

猿「いや…命令だったんで」

ここでもう我慢ならなかったのか、尊様完全に客席に背中を向けました(めっちゃ笑ってる)。すぐさま構い倒すまきクロ。前山多々良もニヤニヤ。振り向かせようとしては振り払われる。ただの和田と荒牧の悪ふざけである。すぐさま「尊様ー!尊さーん!」と叫ぶ客。何とか落ち着きを取り戻した尊様はいつもの顔でこっち向いてくれました。

これパート割…歌詞全文載せない方がいいのかな?部分的な歌詞で載せますね。

 

十束:幾千もの〜

草薙:はしゃぎあったり〜

美咲:思い描いた〜

鎌本:足取りも軽く〜

アンナ:何が起こっても〜

世理:何倍もの〜

猿比古:乗り越えられる〜

全員:サビ

クロ:いつものように〜

宗像:響きあったり〜

阿耶:涙流した〜

塩津:ただ黙って〜

湊兄弟:時は流れて〜

兄弟&塩津:守り続けて欲しい〜

尊:前を見据えて〜

全員:サビ

 

個人的ヒットは2番Bメロ、兄弟からの兄弟と塩津さんからの尊様の「前を見据えて 振り返らずに」

2人で歌う双子の肩を元さんが抱いて3人で歌い出すあの瞬間ほんとに鳥肌モノ。そして尊様。おま、まじ、え、もう、むり、つらい…1期最終回で号泣した女はこれを思い出してまた号泣。尊から吠舞羅に向けた言葉にしか聞こえなくて涙が止まらない。早く…早くSIDE:REDを舞台化してくれ…和田尊で舞台化してくれ…和田くんもやりたがってる*6から…そんでまた和田みこ良い声なんすわ。かっこいい。かっこいいの極み。

また前楽で鎌本さん声詰まって歌えなくなってしまって(涙でじゃなくて喉の調子が悪そうでした)。すかさずキャスト全員が後を引き継いで歌い始めたのがとても印象的でした。

サビでは皆さん手を左右に振って、お客さんはペンライトを振っていたのですが、ここでも手を振れない尊様。タバコを小さく左右に揺らしておりました。ちなみにニコ生で仰ってましたがこの仕草、やってもいいか許可取ったらしいです(笑)

全曲終了後、ステージに残ったのはクロのみ。お疲れ様と声をかけるシロ。だったんですが…

シロ「ねえクロ早く帰ってきてよ、お腹すいた」

子供か。そしてクロも

クロ「買い物して帰るから少し遅くなるぞ」

いや夫婦か。その後クロは

クロ「みんな今日は本当にありがとう。気をつけて帰ってくれ。俺はスーパーに寄ってから帰るとしよう。腹を空かせた奴らが待っているからな」

と言って去っていきます。これにて第二幕も終了です。

 

その後カテコでのキャストの皆様によるご挨拶がありました。30ソワレは世理と元さん、31マチネは礼司と尊でした。そしてまあ出てくる出てくる素の和田雅成。あなた尊様のままツッコミしないで(笑)安西くんと子供みたいな言い争い勃発。

安西「今のただの和田じゃん」

和田「お前もただの安西だからな!」

植田「楽屋でやれよ!!!」

植ちゃんに怒られたwww

31マチネでの和田くん挨拶の際、座長から紹介があるのですが

植田「えー続いては和田雅成役の周防尊さん…」

和田「いや逆や(笑)逆や!!(笑)」

植ちゃん曰く「この方がやり易いかと思って」というお気遣いだそう(笑)ただこのボケに気付かない男が1人…

植田「(笑)ねえちょっと待って、小声で『逆、逆』じゃねーんだよ!(笑)分かってるよ!(笑)」

安西慎太郎wwwしかも突っ込むなら声を張りなさいwwwこっそり植ちゃんに注意する安西しんた可愛いけども!

そして相変わらず大体じゃれてる和田みことまきクロ。いやだから天使か。

両部ともトリプルカテコにて無事幕を下ろしました。ハケ際みんなに手を振るアンナちゃん草薙さんクロ。スタスタとハケていく尊さん。でも31日は挨拶もあって役が抜けていたのか、わりと笑顔を見せて客席を見つめながら去って行かれました。途中数人にピンポイントで指差し。お知り合いだったのか、アイドルKで見つけた自分のうちわを持ったファンの方だったのか分かりませんが、恐らく後者ではないかと思います。和田くんうちわは結構見えてたって仰ってましたから。

 

さて、こんな感じでわたしの初2.5次元舞台は幕を下ろしたわけですが、荒牧くんがブログで語っていたように、今回彼はかなり難しい立ち位置でかなり葛藤や悩みを抱えながら挑まれていたようでした。しかし舞台上に立つ彼はそんなこと微塵も感じさせない素晴らしい演技を見せてくださいました。元々刀ステで和田くんを好きになり、荒牧くんも出てるじゃん!ラッキー!くらいの気持ちだったんですが、改めて役者さんの凄さ、荒牧慶彦という1人の俳優の凄さを知ることが出来ました。

次の観劇はHAKUMYU-LIVE 2京都公演。クロとも仁希とも違った、沖田としての荒牧慶彦に会えることを楽しみにしています。

そして和田雅成出演舞台の次の観劇は少し日が空きますが舞台おそ松さん!追加キャストでしたが何とか大阪初日にお邪魔できることになりました!推し松であるカラ松を大好きな和田くんに演じてもらえる有り難さを胸に、当日を楽しみにしたいと思います。

あくまで自己満足の備忘録ですので拙いレポではありましたが、もし読まれた方がいらっしゃいましたら、ここまでお付き合い下さりありがとうございました。

*1:伏見猿比古:CV宮野真守

*2:和田雅成身長180cm

*3:松井勇歩さんと日南田顕久さん

*4:ご本人振り返りブログ参照

*5:掴み合ったままクルクル回転

*6:ご本人のニコ生より

舞台「K -Lost Small World-」

久しぶりのブログ更新にして突然のジャンル変更。

俳優に落ちたのは何を隠そう舞台刀剣乱舞のせいである(ただし配信のみ視聴)。

ジャニの現場はあのブログ以降もイフオア前楽、ラキセ大阪2days、ウェルセク大阪初日に行っておりますが後ほど思い出せる範囲で書こうかな。

 

さて、見事舞台俳優オタクとして観劇デビューを飾ったのがこちらの「K」という作品です。

原作タイトルだけ知ってる!でも推し出てるし!と軽率にチケット入手。そこから原作(アニメ1期)猛勉強。テスト前で時間なくてとりあえず1期だけ見た。全話見た。見事に泣いた。えっ何これ??推し*1死ぬじゃん??えっ???

いや、そこは置いといて。普通に面白かった。今度時間あれば劇場版と2期見なければ。となりながら世界観とキャラの関係性だけ頭に叩き込んだ。「Lost Small World」はスピンオフだと聞いていたから、とりあえず設定だけは把握しなければ…ストーリーは舞台で初めて取り入れたくてあえて触れず。そして公演約10日前に解禁された情報、「アイドルK*2」同時上演。

…………What's????

アイドル、とは。いやいや、アイドルとは程遠いぜ。この話。だがしかし公式である、らしい。とりあえず推しがアイドルやってくれることは分かった。アイドル畑育ちBBAは死を覚悟した。そして軽率に1公演追加した。

 

前置きはここまでにして、内容を振り返ってみたいと思う。

ネタバレを含みますので、円盤待ちの方は閲覧をご遠慮ください。

 

 

 

 

まずは第一幕、ロスモワ。

冒頭から「ああ…美咲がいる…」ってなった。にわかでもなった。植田圭輔すげえ、ってなった。全力投球の八田美咲。いや、美咲生きてるよ。動いて喋ってるよ。と初めて生で2.5次元舞台を観た人間はまず固まった。そんで次に出てきた猿なー!!!!!安西猿比古!!!!やべえ!!!!!わたしのロスモワの感想9割安西猿比古で形成されてるってくらいやべえ!!!!!もっとやべえのはだいぶ後なんだけど、この時点であれっこれ決別の物語だったよな…???ってなった。いやいや猿比古くん美咲大好きじゃん…「いいよ美咲、今のは100点だ」めちゃくちゃ良い声で何聞かされてるんだろうわたし。

ちなみにロスモワを知らない方ににわかが観劇前に詰め込んだ知識をざっくり申し上げますと、「対立する2大勢力のNo.3同士が実は元親友で、その出会いから決別までを描いたスピンオフ作品」という感じです。あとはググって。あと原作読んで。わたしも買うから。

そしてそんなこんなで猿比古の父である仁希登場。いや…また天才がいたよここに…原作未読だから原作ファンの方の中の仁希像が分からないけれど、荒牧仁希に鳥肌立ちました。いやだってわたしが知ってるのあらまんばちゃんだもん…これほんとに荒牧慶彦…??わたしの知ってるあらまっきー…???ふう。すごいよなあ役者さんって。このタイミングで思うことじゃないけどまあ思いますわな。ご本人が悩みに悩んだ笑い方もそうだけど、個人的には「おサルゥ?」の呼び方のバリエーションの方がすげえなって思いました。マジでムカついただって。第一印象は最悪です。だって息子の友達捕まえて口にカマキリ突っ込むってどんな発想なんだよ…

はいそして!来ました!待ってました!赤の王・周防尊様のご登場です!草薙出雲もいるよ!十束多々良もいるよ!どうでもいいですがこの吠舞羅*3幹部組が推しです。吠舞羅命。ひーーーー和田みこかっこいい…色気…色気だだ漏れてるちょっと待って…と頭を抱える。2日目は最前列だったのでもちろんガン見です。メインで演技されてる役者さんの後ろで、煙草ケースから取り出して口に咥えて火をつける一連の動作。しっかり見てました。ちゃんと右手に火灯して…ああ…尊さん…とここでも頭を抱える。ちょっと待って天井に向かって煙吐き出さないでかっこよすぎて死ぬ。輝海さんの出雲と前山さんの十束さんも生きてるけどちょっと待ってねー今和田雅成の周防尊でキャパオーバーだからねーとなること数回。BAR HOMRAに宗像さんがかけてきた電話を猿が取るシーンが好きです。十束さんの「たまにはキングが重い腰上げてくれたらなって」に対する「腰は上げたぞ」…うん、うんせやね…腰は上げたね…お猿の電話切っただけやけどね…偉いよキング…(モンペ)わたしの癒しはアンナちゃんだ…ハケる時のアンナちゃんのペタペタっていう靴音がめっちゃ可愛かったです。

そういや書くタイミング逃してたけどOPも凄かったんですよ…アニメ映像でもこう動かすだろうなっていうOP…歌唱が植田圭輔と安西慎太郎っていうのも良い。というか曲が良い。スタッフさんお願いCDにしよう。あー始まったなって思った。

セプター4*4ももちろん素敵でした…!まりむらさんの淡島世理がほんっっっっとに美人でな…太もも…太ももエロい…と超至近距離で拝ませて頂きました。眼福。一海さんの室長も超高速パズルのシーンでは笑いそうになったけどそれ以外は王の貫禄漂ってました。猿がセプター4に勧誘されるシーン、赤の王と青の王の対面。はーどっちもかっこいい…わたしもあの2人に挟まれたい…

安西慎太郎の凄さを感じたのは何と言っても仁希の亡霊に付きまとわれる一連のシーンのお芝居なんですよね。そこにいるはずのない死んだ仁希が猿にだけは見える。仁希に向けた言葉と気遣う何も知らない周囲に向けての言葉の温度差。もちろん温度が高いのは仁希に向けた言葉の方。去り際アンナに言われた「まだいる、おばけ」っていうこの言葉。いつの間にか、いや、初めからか。猿の根底に仁希がいるんですよね、血は争えない。「俺の世界に、お前はもう、いらない」「そうか、これがアリの巣だったのか」あれだけ大切だったはずの美咲のいる世界をグッチャグチャに壊したその瞬間、自分は仁希の血を引いた息子だと自覚するんですよね…これ以降の猿の「みぃーさぁーきぃー?」が仁希の「さーるひこぉー?」とそっくりで、うわすげえ…と。セプター4に正式に加入した後、双子*5を追いつめ、赤と青2色を纏い、戦い、そして勝つ。「どうだ…見たか美咲!!!」しかし隣に美咲はいない。ちょうど下手側の席だったので暗転前の猿比古の顔がよく見えたんですが、我に帰ったというよりもようやく思い出した、という表現の方がしっくり来そうな表情。力無く垂れ下がる両腕があれほど悲しいと思ったことはないです。一番の名シーンと呼んで差し支えないでしょう。

阿耶も個人的には事前情報無しの初見キャラでしたが、いやあ…さきっちょすっげえな…って感じ。ほんとは猿比古のこと好きで好きで仕方ないのに、素直に慕えなくて対等に張り合える存在になろうとする阿耶が愛しくてたまりませんでした。こう見ると伏見一族のDNAはきっちり受け継がれてますよね。大好きな猿比古を美咲に取られたくなかった阿耶と、大好きな美咲を尊や吠舞羅に取られたくなかった猿比古。猿比古の場合もうちょっと感情は複雑ですが。だって猿比古ってこの世の全てが嫌いだったんですよ…??それがいつの間にかこの世の全て(美咲を除く)が嫌いに変わって…でもいつしか美咲は昔のようにキラキラした目で自分を見てくれなくなって…2人で世界ぶっ壊そうぜ!って言ってた頃の美咲はいなくて…美咲だけが自分を理解してくれてたら良かったのに、美咲は周りにも猿比古を理解させようとして…そんな美咲はもう猿比古の世界にはいらないんだって…うんこれわたしは何を見せられてるんだろうね… ただそうすると、仁希は一体何を誰に取られたくなかったのだろうか。猿比古を、誰に渡したくなくて、わざと恐怖と怒りと憎しみで縛り付けたのだろうか。その辺はKクラさん方が考察してくださってるだろうと思いますので割愛。

 

そして舞台は第二幕、アイドルKへと移ります…が。

アイドル畑で生きてきた人間頑張りすぎました。多分レポがこの2倍くらいあります2公演分なので。というわけでアイドルKについてはまた後で!載せたいと思います!先に申しげますと8割方和田尊さんの話しかないです(近くの他メンより遠くの自担タイプ)

それでは、お付き合い下さりありがとうございました。

*1:役者の方ですキャラではない

*2:「抜刀総選挙」でググろう

*3:周防尊率いる赤のクラン

*4:宗像礼司率いる青のクラン

*5:湊速人、秋人兄弟